2人の少年がひとりの人間を演じるミギとダリ。
ミギとダリが暮らすオリゴン村は全体的にアメリカを感じさせる雰囲気で、街並みも洋風。
でも作中でははっきりと、1990年、神戸市北区山側オリゴン村と表記されています。
作者の佐野菜見先生自身、兵庫県出身とのこと。
オリゴン村は実在するのか?舞台があるのか気になるところですよね。
そこで調べたところ、舞台としてかなり有力な場所が見つかったのでまとめました。
ミギとダリ『神戸市北区オリゴン村』は実在する?
ミギとダリが暮らす奇妙な村は作中では『神戸市北区山側オリゴン村』とされています。
年代としてはミギとダリが老夫婦(園山夫妻)の家に迎え入れられたのが1990年。
そのあたりをふまえて兵庫県神戸市北区について調べたところ、今も昔も神戸市北区にオリゴン村という村は実在しません。
やはり架空の村のようです。
漫画の中ではニュータウン的な雰囲気は感じます。
オレゴン州という地域はアメリカ西北部には実在しますが、関係あるのかはわかりません。
ちなみに公式からの発表も特にないようです。
次の項目ではオリゴン村にモデルがあるのか調べました。
ミギとダリ オリゴン村のモデルとなった街はある?
神戸市北区にオリゴン村が実在しないことは分かりました。
しかし、
- 作者の佐野菜見先生が兵庫県出身
- 漫画内でも『神戸市北区山側』とはっきり書かれている
ことからモデルはありそう…。
そこで浮上したのはワシントン村
ワシントン村は神戸市北区の北側に隣接する三田市にある街。
その名のとおりまるでアメリカの郊外のような住宅地となっています。
平成4年(1992年)に街開きされたそうです。
若干の誤差はありますが、ミギとダリの時代背景にリンクしているように思えます。
個性に溢れたアメリカンスタイルの住まいが
ワシントン村公式HPより
街に独特の表情を描きだします。
公式HPを見れば、ミギとダリが飛び出してきそうなくらいオリゴン村にそっくりです。
原作と比べてみると共通点も見つかります。
BOOK☆WALKERでミギとダリを読むミギとダリの舞台に対するSNSの反応
ミギとダリの舞台候補としてあがったワシントン村。
X(旧Twitter)でもこのような投稿が。
ミギとダリのオリゴン村って、三田のワシントン村がモデルだと思う。#ミギとダリ pic.twitter.com/MWYulZvNNq
— rina&chat (@pinoko20080203) August 21, 2023
ミギとダリの舞台のオリゴン村って昔クリスマスのイルミ見に行ったワシントン村っぽいよな〜あれは北神戸じゃなくてお隣の三田やけど。
— せっとん⚡ (@setory28N1) October 22, 2023
ミギとダリの舞台が神戸市北区オリゴン村って書いてるけど、ワシントン村?
— けんぽす (@ayahumohumo) October 5, 2023
ワシントン村を知っている人からするとミギとダリを見ればわかるのかもしれません。
神戸市北区山側という書き方は北区ではないということでしょうか?
隣接している市なので可能性は高そうですね。
まとめ ミギとダリのオレゴン村にモデルはある?
ミギとダリのオレゴン村のモデルについて考察しました。
- 兵庫県三田市のワシントン村が似ている
- 三田市は神戸市北区の北側に隣接する市
ワシントン村が街開きされた年代も考慮するとオレゴン村のモデルとなった可能性が高いのではないでしょうか。
公式からの発表はないのであくまで考察ですが。
ワシントン村の街並みはミギとダリのようにアメリカの郊外そのもの。
足を運んでミギとダリの世界観を味わいたいものです。
おまけ
完結したミギとダリにはその後の話があるんです。
ハルタ110号の特別付録で発表された話が佐野菜見作品集に収録されています。
ミギとダリのその後の話や単行本未収録の漫画・未公開イラストが見られる貴重な作品集です。
ミギとダリファン必見の1冊です(^^)
詳しくはミギとダリ その後の話はある?読む方法と感想でもまとめています。
コメント