せっかく始めた公文…辞めさせようかな…
公文は学習習慣をつけるのにいい習い事ですが、親子で負担に感じてしまうケースもあります。
うちは息子2人が約2年通っていました。
しかし、宿題が負担になったり先生が厳しいなどの理由で続けることができずに休会後、そのまま退会しました。
『せっかくここまで続けたのに…』
辞める前はかなり悩みましたが、今となってはあの判断は正解でした。
退会しても、それまで続けていたことは無駄にはなっていません。
- 子どもが公文を嫌がっている
- せっかく続けたのに、辞めると無駄になってしまうのでは?
- なるべく気まずくならないように辞めたい
子どもの習い事って辞める時はかなり悩みます。
うちの場合は休会から退会の流れで辞めました。
体験談として次のことをまとめたので、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
- 休会の伝え方
- 休会から退会時の状況
- 公文を辞めたその後
公文休会(退会)の理由と継続するためにやったこと
休会(退会)の理由
息子たちが公文をやめたのは長男小3、次男年長の秋でした。
休会を考えるようになったのは次のような理由です。
- 宿題が負担になっていた
- 先生が厳しすぎて行くのを嫌がっていた
公文に通っているご家庭はご存じでしょうが、毎日出される宿題がかなりの負担になるように…。
そして息子たちの場合、地域でも有名な怖い先生(指導者)がいる教室に通っていました。
厳しい分礼儀が身についたり、どんどん先に進んでいる子もいたのでただ怖いだけではなく、先生として実績も十分ある方でした。
しかしこればっかりは相性があるので、個人差はどんどん広がります。
当時幼稚園の息子はただ先生が怖いだけで、教材はほとんど進んでいませんでした。
負担になっていた宿題の量を減らしてもらった
始めたからには、なるべく続けたいという気持ちがあったので、一番の負担であった宿題の量を減らしてもらうことにしました。
公文あるあるかもしれませんが、宿題(プリント数)が減ったところで月謝は変わらないので、何だか損をしているような気持ちでしたが…。
しかし次男は宿題を減らしたところで、教室に行きたくない・先生が怖い!と毎回言っていました。
先生が怖いのは変わりませんからね。
でも不思議なことに行ってしまえば「楽しかった~」と言って帰ってくるので、親もまだ続けられるかもと思うのです。
しかし、また次の公文の日になると行きたくない、が始まります。
しばらく悶々としながらこれを繰り返していました。
やっぱり無理…こうやって休会を決断
宿題を減らしてみても息子たちのやる気が上がるわけでもなく、教材が先に進むはずもなく、親も子も公文がただのストレスになってきます。
先生に怒られたくないからやる宿題も泣きながら…これでは勉強自体が嫌いになってしまうと思うように。
そこで長男が公文を始める前にやっていたチャレンジ【進研ゼミ小学講座】 に戻ってみることにしました。
公文で学年を超えた学習をしているわけでもないし、チャレンジで学校と同じ教材をやっても毎日の学習習慣がつくのではと思ったのです。
子どもに公文を休んでみてチャレンジにしようかと聞くと、「そうしてみる」と答えました。即答でした(笑)
公文を辞めるにはまずは休会。先生への伝え方はこうした。
辞めると決めると、伝え方に悩む人も多いと思います。
私もそうで、ネットで調べたりママ友に相談したりしました。
もう会わなくなるとは言え、なるべくなら気まずくない辞め方をしたいものです。
ここを知りたい方も多いと思うので、辞めた時の状況をまとめました。
LINEのメッセージで休会すると伝えた(前月20日ころまでに)
いざ公文を辞めようと決めても先生にどう言おうか悩みました。
週2回顔を合わせていたので、退会を伝える気まずさがあります。
そこで休会制度を知って、まずは休会することにしました。
休会だと退会よりは少し気まずさが減ります(笑)
休会を伝えるタイミングは、公文公式HPだと、休会希望月の前月末日までとなっています。
うちは月謝が口座振替だったので、前月20日ころまでには申し出るように決まっていました。
入会時の書類や毎月のおたよりに書いてありました。
申し出期限は教室によって違うと思うので、よく確認した方がいいと思います。
辞めると決めてからの期間は親子とも長く感じると思いますし、月謝も無駄にならないので…
他の教室は分かりませんが、うちが通っていた教室はコロナ過に入って先生とLINEでやり取りをしていたので、LINEのメッセージで休会の旨を伝えました。
教室だとなかなかゆっくり話せそうになかったのと、やはり何だか気まずかったので…
なんて伝えようかかなり悩み、簡単簡潔にこう伝えました。
諸事情により2人とも来月から休会します。
子どもたちの様子や宿題を減らしている時点で先生はなんとなく感じとっていたとは思います。
先生からの返事は、
承知いたしました。
という、これまた簡単なお返事だったと記憶しています(^^;)
そのままフェードアウト
休会中の3か月の間、万が一公文が恋しくなったら再開しようと思っていたのですが、息子たちからは何も言われず…
そのまま公文側には特に連絡もせず4か月目に自動的に退会となりました。
公文休会中の連絡・引き止めは?
休会中や休会期間が終わるころ、公文の先生から何か連絡があるかなと思っていたのですが、一切何の連絡もありませんでした。
休会から退会になる手続きもなく、先生と顔を合わせずに自然退会になりました。
もしかしたらこれも教室、先生によるのかもしれませんが…
公文やめてよかった。その後の話
ストレスが減った
これは親子共ですが、毎日の宿題と教室へ通う(送り迎え)大変さが一気になくなりました。
週2回嫌がる子を教室に連れて行くのは地味に大変なことだったので、かなり楽になりました。
子どもも公文に行っていた曜日は友達と遊んだり、家でゆっくりできるようになりました。
嫌々やっていた公文の宿題もチャレンジタッチや市販のドリルに変えたことで、泣きながらやることはなくなりました。
学習する習慣は残った
公文を始めた目的の一つの学習習慣は公文を辞めた後でも残っていました。
ただ、公文の先生に提出する宿題と違って強制力が弱くなるので、そこはうまく声掛けをする必要はあります。
我が家の場合、息子たちはほぼ毎日ゲーム(switch)をするので、ゲームは勉強の後という決まりを作ってやらせています。
これは公文の宿題も同じだったので、公文がチャレンジタッチやドリルに変わっただけです。
内容は変わりますが公文に比べると楽に取り組めています。
難しいことを泣きながら嫌々やるよりも、小学生のうちはある程度簡単な方が楽に続けられるのかなと思いました。
長男がもともとやっていた紙テキストのチャレンジは毎日できずにたまっていく一方でしたが、毎日できるようになったのはやはり公文のおかげだと思います。
このように公文退会後も学習する習慣は残っていたので安心しました。
嫌々ながら通っていた機関も無駄ではなかったと感じます。
公文に代わる学習方法
公文退会後に我が家が取り組んだ学習について紹介します。
進研ゼミ(チャレンジタッチ)
長男は小学2年生だったので、公文休会と同時にチャレンジタッチを始めました。
次男は幼稚園年長だったので、すぐには始められませんでしたが、入学前の12月ころから入学準備としてチャレンジタッチを始めました。
チャレンジタッチについては、今も継続できています。
我が家の公文→チャレンジタッチに変更した感想はこちらの記事で読めます。
自分でテキストを購入(公文のドリルとうんこドリル)
次男がチャレンジタッチを始めるまでは、市販のひらがなドリルを買いました。
市販の公文のドリルがあり、どことなく公文でやっていた内容に似ていたのでこちらを買いました。
あとは子ども(特に男子?)が大好きな「うんこドリル」も買いました。
長男はチャレンジの補助として漢字のうんこドリル、次男はひらがなのうんこドリルにしました。
うんこドリルはうんこに関する文章がひたすら書いてあるので、子どもとクスッと笑いながらひらがなや漢字の勉強ができました(^^)
まとめ 公文を辞めるなら休会からでOK!
悩んだ末我が家はあの時公文を休会後そのまま退会して正解でした。
もちろん学習習慣がついたという点で公文をやってよかったと思います。
子どもが自ら壁を乗り越えて進んでいくのが公文の良さなのは分かりますが、苦しみながら勉強するというのは私が見ていても辛かったです。
勉強が大嫌いになってしまっては本末転倒ですもんね…
今公文を辞めようか悩んでいるのであれば、休会してみてから退会することをおすすめします。
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